横山

絶景と大自然の入口、
人が集まる山の麓。

伊那西地区の中で最も中央アルプスに近く、自然を身近に感じられる横山。地域の人々の仲の良さ・まとまりの良さに多くの人が引き寄せられ、にぎわいが生まれています。朗らかな人が多く、外から来た人もすぐに溶け込みやすい土地です。

横山の イイ ところ

1.大自然で遊べる
2.みんな朗(ほが)らか
3.野菜も果物もおいしい

目の前は絶景、後ろは大自然。農業体験もアウトドアも。

中央アルプスへと連なる鳩吹山の麓にあり、標高は約900メートル。視界を遮るものがなく、南アルプスの絶景も満天の星もひとり占めできます。
春日社や鳩吹城址などの史跡、鳩吹公園周辺の桜や紅葉など、見どころも豊富。マウンテンバイクやパラグライダー、登山などのアクティビティ、鳩吹公園の遊具、米作り、野菜・りんごの収穫など、子どもから大人までさまざまな体験を楽しめます。

横山には、人の手が入っていない大自然と、人々が手をかけてきた畑や水田、果樹園が共存しています。近年は集落の有志が自発的に山道整備や座禅草の保護など、環境保全に力を入れています。
周辺道路は舗装道で、小黒川スマートインターから車で約10分、市街地からは車で約15分とアクセスも良好です。

横山での 暮らし

移住者ウェルカム!
美味しい野菜がもらえちゃうかも。

「山の麓」に位置する横山は60戸ほどの小さな集落です。社交的で気さくな人が多く、どんな人でもウェルカムな雰囲気があるので、移住者が馴染みやすい土地です。アウトドア、美しい景観、おいしい食を目指して来る観光客も多く、最近は移住者も増え、集落の内外関係なく楽しめる地域交流イベントも増えてきました。

横山の一番の特徴は、住民同士の付き合いが盛んなところ。春日社のお祭りや収穫祭といった年間行事だけでなく、ふだんから世代を越えて集まりワイワイしています。「誰かが何かをやろうと言い出したら、みんなが同じ方向を向いて動くのが横山」と、他エリアからも、人々のまとまりの良さや仲の良さを羨まれています。

農家が多いので、収穫した野菜のおすそ分けや、玄関の前に野菜が置かれていることもよくあります。お酒好きが多く、BBQや飲みの誘いも日常茶飯事です。お酒好きが嵩じて有志で酒米づくりも始めました。散歩しているだけで田植えに誘われちゃうような気さくな集落です。

横山の
日々を知る
横山の日々一覧

横山の み どころ

鳩吹公園

広い芝生で走ったりピクニックしたりと親子からカップルまで多くの方が訪れます。2022年に遊具がリニューアル。標高が高く街中より遅いお花見が楽しめ、5月には約3万株10種類以上のツツジが咲き誇ります。風車形の展望カラクリ時計台はかつて鳩が舞い鐘が鳴ったそうな。

鳩吹公園 ホームページ

山荘ミルク

標高1,000mの山小屋コテージ風のお宿です。レストランでは酵素玄米を主とした健康のための食事をおすすめしています。広々としたドックランも併設しています。

山荘ミルク ホームページ

ASOBINA

パラグライダーで空を飛ぶ!バギーで山を走り抜ける!SUPで山の中の湖で癒される!そんなアウトドアアクティビティが堪能できるスポット。大自然を遊びつくす冒険の旅に出よう。

ASOBINA ホームページ

カモシカシードル醸造所

愛情をこめて育てた地元のリンゴから作られる風味豊かで安全安心な「農家のシードル」。標高900mで栽培されるリンゴから作られるシードルは香りが高く味が良くフレッシュな飲み口。国際コンクールにおいて受賞歴多数。

カモシカシードル醸造所 ホームページ

鳩吹山/鳩吹山城址

鳩吹山(大田山)の山頂にある城址。かつて狼煙台があったとされ、高遠城址まで見通せる。この地特有の河岸段丘と伊那谷と南アルプスが一望できる。パラグライダーの離陸場のほか、「空ノ鐘」が設置されている。

春日神社

春祭りや二年参り、横山維者舎の新酒奉納祭などが執り行われる神社。子安観音が祀られていたり、横山スキー場(昭和6年に開業した伊那谷初のスキー場)の小唄「雪の原山」の石碑がある。春の桜も見事。

座禅草群生地

地域住民によって保護されているザゼンソウの群生地。3〜4月頃に自ら30℃近く発熱して雪の中から顔を出して虫をおびき寄せているそう。仏炎苞に包まれるように淡黄色の小さな花が密につく。伊那西に訪れる春を告げる花。

GLOP Ante.

マウンテンバイクを始めてみたい人から、技や走りを極めたい人まで楽しめる国内屈指のマウンテンバイクパーク。日本初のBAGJUMP®やデュアルスラロームコース、ドロップエリアとコースも充実。自然とステップアップできるので、アクティブにお楽しみ頂けます!

GLOP Ante. ホームページ

INTERVIEW

横山に暮らす人

唐木 賢治さん

生まれも育ちも横山です。農家をしており、2016年に「伊那西地区を考える会」を立ち上げて以来、会の代表を務めています。立場上……というより私の性格なのか、さまざまな人と接するのが好きで、伊那西や横山への移住を考えている方々をご案内することも多いです。

横山エリアの有志で立ち上げた団体「維者舎(いじゃや)」としても活動し、酒米作りや環境整備、登山道整備などを行っています。また、横山に農家民泊の拠点を作ろうと考えて、移住者や地域外の方々まで巻き込んで準備を進めているところです。地域外にも向けた交流イベントを企画するようになり、農業体験や、BBQ、古民家の漆喰塗り体験など、外からも人が遊びに来てくれることが増えました。

とにかく、人と人の関わりが楽しい地域です。そして人が集う場で新しいアイデアが生まれています。昔に比べると世帯数も減っており少子高齢化が課題ですが、横山は世代を越えて住人同士の仲がよくて地域コミュニティが生きているので活気があります。空き家物件の掘り起こしも積極的に進めています。

そんな、絶景や自然と人の優しさに囲まれた横山の暮らしですが、山が近いがゆえに土砂崩れの心配もあります。また、伊那西の中でも横山は標高が高いので、冬の間に何度か雪が積もることもあり、とても寒いです。

しかし、四季を身近に感じられる事は決して悪いことばかりではありません。私自身、子ども時代に、自然を感じながら登下校したことは貴重な体験でした。森道で木のツルにぶら下がってターザンごっこをしたり、ソリすべりをしたり、カブトムシを見つけたりして遊んだのもよい思い出です。

横山での暮らし、もっとたくさんのことをお伝えしたいです。ご興味のある方はぜひご連絡ください。